仕事はただの「我慢」ではない – 市役所を退職して学んだこと

公務員

2023年6月末、私は市役所を退職しました。

最終出勤日には、かつての上司たちが祝福の会を開いてくれました。

感謝しつつも、私は彼らとの別れに安堵を感じました。

この感覚があったということは、市役所を辞める決断が正しかったことを物語っています。

「仕事は我慢するもの」という考え方

退職の際、元上司からは「仕事は我慢してお金をもらうものだから」という言葉を聞きました。

僕は心の中で、

いや〜マジか。

そんなこと言っちゃうのか

と感じて、とてもショックでした。

私は、「自分がやりたいこと、好きなことを仕事にします」と伝えました。

しかし、元上司達には理解できない概念でした。

「まだ、〇〇くん(僕)は若いし、俺と同じ歳になったら分かるよ」

そんなようなことを言っていました。

この瞬間、私は自分が決断した選択の正しさを再確認しました。

若者にとっての「仕事」の意味

僕の職場では、市役所から転職する人が年々増えていました。

そのことについて、

「この職場で上手くいかなければ他でもダメ」

という上司の言葉。

これは、新しい時代の働き方を理解していない古い考えの表れです。

僕は思わず、

「新卒で市役所に入って他の会社のこと知らないのに、なんでダメだって分かるんですか!?」

と反論しました。

でも、僕の言葉は理解されませんでした。

技術革新と抵抗

私の職場では、ChatGPTの使用がセキュリティ上の理由で制限されていました。

ChatGPTを使えれば、生産性が爆上がりしてコストもカットできるはずと話しましたが、

「ChatGPTが普及すると人々は思考をしなくなる。人類漂白社会になってしまうからあんなもの使うものじゃない。」

との反応。

それを聞いて、凄くがっかりでした。

この考え方だから、いつまでも変わらないんだなと。

そんなことを言う人ではないと僕は思っていました。

新しい技術に対しての恐怖、そして、理解しようとしない姿勢の表れがありました。

まとめ:自分を大事にしてくれる職場を選ぼう

この経験を通じて、私が伝えたいことは、

自分を大事にしてくれる職場を見極めようということ。

自分の価値観と合わない環境に留まることは、自分を傷付けていることと同じこと。

自分の時間やエネルギー、いろんなものを搾取されています。

自分を尊重し、自分の夢を追い求めることができる職場や働き方を選ぶことがとても大事です。

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