株式投資をしている方、あなたの投資方針は何か答えられますか？
投資方針を持っていることは、とても大事です。
株式相場に振り回されないためにも、投資をしている人は、必ず投資方針を持っておきましょう。
あなたは、投資でいくら儲けたいですか？
あなたは株式投資をしていますか？
もし投資をしているなら、いくら儲けたいですか？
例えば、100万円を全額投資したとしたら、どのくらい儲けたら嬉しいですか？
いくら儲けたくて投資をしていますか？
３回続けて質問をしてしまいました。
しつこくてすみません。
でも、おそらくすぐには答えられないんじゃないかと思います。
僕の周りで株式投資をしている人の話を聞いていると、「具体的にいくら儲けたい」ではなく、「投資額よりプラスになれば嬉しい」くらいの感覚で投資をしている人が多い印象です。
この感覚だと危ないと僕は思っています。
株式相場に振り回されてしまう
「投資額よりプラスになれば嬉しい」くらいの感覚なら、謙虚な感じがして危ない投資はしなさそうですよね。
でも、僕は危ないと思っています。
理由の一つとして、株式投資は「買い」より「売り」の方が難しいからです。
例えば、100万円投資していたとして１年後に101万円になっていたとします。
あなたなら、どうしますか？
売りますか？
多分、売らない人の方が多いと思います。
１年間投資して利益が１万円。
税引後では、8000円。
それなら、まだ投資に回していても良いかなと思いますよね。
しかも、１年間の間に、100万円が一時120万円になっていた、なんてこともありえます。
その場合、余計に101万円で売りづらくなりますよね。
120万円の時に売っておけば良かった〜、て思いませんか？
続いて、２年後に100万円が98万円になっていた場合、あなたならどうしますか？
売りますか？
売らないですよね。
損してしまいますから。
年の途中で一時90万円になっていた、なんてあったら余計に売りづらいですよね。
では、３年後に100万円が戻って100万円になっていたら、どうしますか？
売りますか？
と、ここまでにしておきます。
ちなみに、３年後まで株を持っている人は少数派のようですよ。
そんな統計データを見かけたことがあります。
ここでは、株はいつ売るのが正解なのか？を考えてもらうことが目的です。
少しでも、株の「売り」が難しいと分かってもらえたら嬉しいです。
投資方針が大事
僕が伝えたいのは、「株式投資をするなら投資方針を決めようね」、ってことです。
株式相場には、波があります。
上がることもあれば、下がることもあります。
投資方針がなければ、相場の波に振り回されて、いつ売れば良いのか分からなくなっていまいます。
相場の波に振り回されているうちに、耐え切れず、株を売ってしまう人が多いようです。
そうならないために、投資方針を立てておきましょう。
例えば、「年の途中で20%増えていたら売ろう」とか、「マイナス50%になったら売ってしまおう」とかですね。
あと、「例えマイナスでも、必要になった時には売ってしまおう」みたいな投資方針の人もいるみたいですよ。
どんな方針でも、自分の中には持っておきましょう。
ちなみに、僕の場合は「株を死ぬまで持ち続けるつもり。でも、必要になったら売ってしまおう」というスタンスです。
僕のようなインデックス投資家は、似たような投資方針の人が多いと思います。
ご参考までに。
まとめ：投資方針によって投資方法が変わる
株式投資は投資方針を立てないと、危ないということを伝えました。
そして、投資方針によって投資方法が変わるということも追加でお伝えしたいです。
例えば、１年後に今の資産を10倍にしたいという人と、銀行の預金より利回りが良くて比較的危なくない投資がしたい人では、投資方法が異なります。
それは、感覚的に分かりますよね？
なので、話を戻して、「投資額よりプラスになれば嬉しい」くらいの感覚で始めたその投資は、果たして投資方針にあった投資方法だったのか、ということです。
株式投資と言っても、もの凄いたくさんの商品があります。
債券やゴールド、他にもと考え始めたら、とんでもない数の投資先が存在しています。
どの商品に投資するのか、そして、いつ売るのかを考えておかないと、相場に振り回されて、耐え切れずに売ってしまう。
そうならないために、ご自分の投資方針を考えておいてください。
この記事が、そのきっかけになれば嬉しいです。
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