「自分に自信ある」って一般的に良いことですよね。
僕の感覚では、自信がある人よりも自信がない人の方が多い気がしています。
特に日本人は、アメリカ人に比べて自分に自信がないない人が多いと聞いたことがあります。
そんな日本人の僕ですが、学生時代から「自分に自信があるね」と良く言われます。
僕としては、「別に自信があるわけじゃないんだけどな」と思っていました。
そんな「自分に自信がある」と思われている僕が、「自信がある」とはどういうことなのか考えてみました。
自信を持ちたいと思っている人は、この記事を読んでみてください。
「自分に自信があるね」と良く言われる
僕は、学生時代でも、社会人になってからも、「自分に自信があるね」と僕は言われてきました。
僕としては、「俺が最強!!」「俺は何でもできる!!」「俺はカッコいい!!」
とか全く思ってないし、そんなことを言ったことはないのですが、言われてきました。
なぜなんでしょうね?
部活は運動部だったので、一般的な人よりがっちりした身体で、普段から言いたいことは言う性格です。
そういった僕の特徴が「自分に自信がある」と思わせていたのかもしれません。
昔から、「自分に自信がある」と思われてきました。
「どうやったらそんなに自分に自信が持てるの?」
先日、友達とご飯に食べに行った時に
「どうやったらそんなに自分に自信が持てるの?」
と、言われました。
僕はその時に、「良く言われるけど、俺って自信があるのかな?う〜ん、そんなことないけどな」と思いました。
「自信がある」ってどういうことを言うのでしょうか?
分からなくなってしまいました。
できることについて「自信がある」とは言わない
「自信がある」ってどう言う時に思うのか、具体的な事例で考えてみました。
例えば、
相手「箸使える?」
自分「使えます」
相手「箸を使える自信があるんだね」
と言われたらあなたはどう思いますか?
「いや、自信があるというか、いつもできてるから」
僕だったらこう思います。
あなたも、多分そう思いますよね。
つまり、できていることに対して「自信がある」というのは、違和感を感じます。
できるかどうか分からないことにできると思う時に「自信がある」と言えるかも
例えば、あなたが100m走で自己新記録が11秒だとして、たくさん練習して迎えた大会当日。
相手「今日は新記録を出せそう?」
自分「練習してきたし、出せると思う」
相手「自信があるんだね」
と言われたら、なるほど、「自信がある」んだなと感じます。
なので、できるかどうか分からない事柄に対して、「自分ができる」と思うことが自信があると言えるかもしれません。
僕の「自信があるね」と言われた事例、自信?なのかな
具体的な事例を踏まえた上で、僕の感覚の話をします。
今年、僕は公務員を辞めたので、そのことについて良く聞かれます。
公務員を辞めたことについて、友達から「自分に自信がある」と言われた会話の内容です。
相手「良く公務員辞めれたね。俺は怖くて辞めれないよ」
自分「公務員が良いって言う人多いけど、俺は幸せになれないと思ったんだよね」
相手「これからどうするの?」
自分「やりたいことがたくさんあるから、いろんなことをやってみようと思ってるよ。やりたいことで稼げたら良いなって思ってる」
相手「自分に自信があるからできるんだね〜」
自分「自信があるのかな?」
相手「自分に自信がなかったら、公務員辞めてやりたいことなんてできないよ」
自分「自信っていうか、ただやりたいと思ったから辞めたんだよ」
相手「いや、絶対自分に自信があるんだって」
自分「そういうわけじゃないんだけどな」
と、友達とこんな会話をしたことがありました。
僕としては、「やりたいことがあるからやろう」と思っただけ。
友達は、「自信がなければやりたいことができない」と思っている。
僕は、友達に言葉に違和感を感じていました。
僕も分かりませんが、果たして僕は「自分に自信があるから公務員を辞めた」のでしょうか?
どう思いますか?
自信なんて関係ない、やりたいことをやる
友達の言っていたことを深読みすれば、「公務員を辞めて、やりたいことで稼げると思っている」ことについて、「自信がある」と言っていたのかもしれません。
仮にあの時に、もし、そう言われていたとしたら、
「それはやってみないと分からないよ。自信があるとか思ってないよ」
と、僕はこう答えていたと思います。
だって、そうではないでしょうか?
自信があろうがなかろうが、できるかもしれないしできないかもしれません。
僕は、自分が心に素直になって、やりたいと思ったことをやろうと思っているだけでした。
自信があるとかないとか、そういう視点で考えていません。
「自信がない」を言い訳にしてるだけじゃないか
僕の仮説としては、その友達は自分が仕事を辞めれない言い訳として、自分に「自信がない」と思っているだけではないかと思っています。
「自分に自信がないから仕事を辞めれない」
仕事を辞めたらどうなるか分からない。
だから、「自分には自信がない」そう思いたいのではないかと思っています。
子供の頃に、「自信がある」なんて言葉はなかったはず
子供の頃のことを思い出してみてください。
あれがやりたい、これがやりたいっていくらでもありましたよね?
その時に、「自信があったからやりたい」と思っていたわけではないでしょう。
ただ、「やりたい」と思ったからやっていただけです。
僕の感覚としては、子供の頃に持っていた「やりたい」という気持ちがしっくりきています。
「自信があるからやりたい」ではなく、ただ「やりたい」だけ。
いつからか、そういった気持ちがなくなっている人が多いなと僕は思っています。
大人になるということなのでしょうか。
自信なんていらない、子供の頃の気持ちを思い出そう
「自信を持ちたい」と思っている人、自信なんていらないですよ。
子供の頃を思い出してください。
あの時の、「やりたいと思ったことをやっている」時の気持ちです。
自信なんてなくたって、なんでもできますよ。
ただ、やりたいと思ったことをやるだけで良いんです。
自信なんていらない。
僕は、そう思っています。
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