僕が好きな「足るを知る」という考え方。
足るを知ると、今から幸せを感じることができるようになります。
そんな「足るを知る」にも、
- 向上心がなくなる
- 辛い状況でも受け入れてしまう
という欠点があります。
この記事を読んで、「足るを知る」の考え方を上手に使ってほしいです。
足るを知るとは
「足るを知る」とは、僕なりの解釈では、「今が幸せ」という考え方です。
例えば、
- 健康にご飯を食べられて幸せ
- 家族がいるだけで幸せ
- 友達がいるだけで幸せ
究極、「生きているだけで幸せ」と思えるようになれば、今から幸せになれると僕は思っています。
以前書いた記事はこちらです。
〉〉「足るを知る」と今から幸せになれるー「足るを知る」の意味を解説
足るを知るの欠点
そんな幸せを感じられる「足るを知る」ですが、僕の経験として2つ欠点があると、僕は考えています。
向上心がなくなる
「今が幸せ」と感じるということは、現在に満足してしまうということです。
なので、それより上の状態を目指そうという気がありません。
つまり、変化を求めません。
「今のままで良い」となり、努力をしたりする向上心がなくなってしまうこともあると思っています。
特に、僕がいた市役所のような公務員に多い考え方でした。
僕が市役所を辞める時に同僚から、
「なんでこんな楽してお金もらえるのに辞めるんだよ」と言われましたからね。
辛い状況でも受け入れてしまう
ブラックな環境で働き続ける人に多いです。
辛い状況でも、やりがいがあるからと受け入れてしまう人がいるんですよね。
やりがい搾取とか本当に酷いと僕は思っています。
- そんな仕事ぶりでお金もらえてるんだからありがたいと思え
- お前がキツく叱られるのは、お前のためを思って言ってるんだからな
- 仕事量が多いのは期待されてる証拠だぞ
こういう言葉は、今の現状を受け入れさせる言っている人にとって都合の良い言葉です。
ちなみに、僕が言われたことのある言葉たちです笑
この言葉たちを言われていた僕は、自身が置かれている状況が本当に嫌で辛い状況でしたが、
「きっと、この状況は幸せなことなんだな」
と自分に言い聞かせて、辛い環境でも我慢してしまいました。
でも、今感じることは、
なんであんなに頑張って耐えてしまったんだろうと後悔しています。
なぜ後悔しているのか、詳しくは別の記事にしようかと思います。
そのままではいられない、いつかは限界が来る
ここまで、足るを知るの弱点を書いてきました。
弱点を知った上でも、向上心がなくても、辛い状況でも、
「今が幸せ」と思えたらそれで良いじゃないか、という気もします。
でも、
いつかは限界が来ます。
今の状況はいつまでも耐えられないです。
自分、家族、友達、仕事、社会、時が経つと、いろんなことが変わっていきます。
その変化の中では、ずっと留まっていることはできないです。
自分も変わらなければいけません。
僕が好きな「足るを知る」という考え方は万能ではないですが、
人生の幸せを考える上で、とても大切な考え方です。
弱点を理解した上でこの考え方を持っていると、人生の幸福度が上がると僕は思っています。
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