呑み会に行くのを辞めた話

公務員

会社での呑み会、どこでもありますよね。

僕がいた市役所にもありました。

大半は時間の無駄でしかありませんでしたが、毎年参加していました。

しかし、入庁6年目くらいから行きたくない呑み会に行くのを辞めました。

まだ会社を辞めようと思っていない時でしたが、周りにどう思われようと、行くのを辞めました。

「自分を大事にしたい」からです。

会社の呑み会に行くのを辞めるのは、勇気のいることです。

今現在、同じような目に遭っている人は、この記事を読んで勇気が出てもらえたら嬉しいです。

毎年の恒例の呑み会

僕は市役所の運動の部活に入っていました。

社会人になって運動不足になるのは嫌だから、とりあえず部活入っておくか、それくらいの気持ちで入りました。

練習や試合もあって40代前後くらいまでが来るかんじ。

それより上の50代の人達は、呑み会の時だけ来ていました。

そして、焼肉屋で年2回呑み会をするというのが運動部の恒例の集まりがありました。

参加者は30人弱だったか、それなりに多い呑み会でした。

若いやつが注文するなという雰囲気

呑み会は一通りコースで頼みます。

でも、僕ら若手にはコースの料理だけでは全然足りません。

追加で頼みたいところですが、歳の近い周りの先輩達は追加オーダーする気配がありませんでした。

僕の同期が追加で頼んでも良いか先輩に聞いたところ、「まあ、良いんじゃない?」そんな反応だったので追加で頼みました。

すると、

「おい、コイツ頼んでるぞ」

「若いのに頼んでるやつ、初めて見た」

と、上の人達が言ってきました。

絶対頼むな、とは言ってきませんが小馬鹿にした言い方です。

その同期は「あれっ⁉︎いけませんでしたか⁉︎」と焦った感じを出して、乗り切っていました。

上の人達とは、呑み会しか来ないので、ほとんど話したことがありません。

その関係性で、こういう事を言ってくるから若手にしてみれば、怖いですよ。

だから先輩達は、追加で頼まないんだな〜と納得しました。

頼むなとは言われてないけど、雰囲気がもう嫌な感じです。

残飯処理

追加で注文しづらいですし、上の世代と話すこともないので、呑み会の時間の大半は同世代の人達と話をしていました。

しばらくすると、上の人達が「もう食べれないから、これ食べて」と、食べきれなかった料理を持ってきます。

それを、「ありがとうございます」と言って若手が食べる、というのが毎回ありました。

僕はその度に「残飯処理かよ」と思っていました。

だって、お腹は空いてるけど、追加で頼みづらい。

食べれるのは上の世代の食べ残し。

なんだよ、この扱い。

そう思っていました。

みんなの前で公開処刑をされる

その呑み会で一番嫌なことが、恒例になっていた反省と目標を言わされることです。

忘年会であれば、去年の反省と来年の目標を言わされます。

それも、みんなの席の真ん中に立たされて、言わされます。

そして、言った後に、役職が高い一番高い人から批評を受けます。

「そんな目標の立て方はダメだ。別の目標を立てろ。」

「今年のその失敗は誰のせいで失敗したんだ?」

「今の職場の上司についてどう思うか言ってみろ。」

こんな感じで真ん中に立たされて糾弾されます。

僕の歳の近い先輩は毎回この時間になると、手をにぎにぎして、声も上擦ってしまうほど緊張していました。

そんな呑み会なのに、次の日にお礼を言いに行かされる

呑み会の次の日の始業前に、上の人達にお礼を言って席を回るのも恒例でした。

僕の一つ上の先輩は「良い肉食べたでしょ?多くお金を出してもらってるから、お礼言わないと。」と、言っていました。

僕は、「あんな嫌な思いしてまで良いお肉食べたくねえわ‼︎」と思っていました。

こんな思いをあと何年続ければ良いの?

凄い不毛じゃん。

少しして、その呑み会の参加費がこれまで5000円でしたが、8000円に値上がりしました。

上の世代は抜けるけど、下の世代が入らないから寄付金が足りないという理由からです。

そりゃ、下の世代が入るわけないですよ、こんな呑み会してたら。

8000円も払ってなんで嫌な思いしなきゃいけねえんだよ!!

そう思い、僕は、入庁6年目くらいから、もうこの呑み会に行くのを辞めました。

なんで呑み会に来ないんだよとめちゃくちゃ言われる

呑み会に行かなくなってから、僕は気持ちが楽になりました。

あんな嫌な時間を過ごさなくて済む、と嬉しかったです。

ところが、上の人達から廊下で偶然会ったりすると「なんで呑み会に来ないんだよ?理由は?」と凄い言われました。

呑み会を第一優先にして仕事は後回しにしろとか、呑み会は大事な場だから若手のうちはとにかく顔を出せとか色々言われました。

別に上の人達と話したりとかしないんですよ?

なんでこんなこと言ってくるの?

意味が分からなかったです。

その呑み会の全体の参加率は高いので、みんなこうやって追求されるから呑み会に行ってたんだと理解しました。

めんどくさいですもん。

おじさん達がマジでしつこかったです。

まとめ:50代の職員に言われたこと

僕の部署に僕の入っている運動部とは全く関係のない50代の職員がいました。

僕が呑み会での話をすると、それは嫌だよねと共感はしてくれましたが、

「今だけだから。何年か後にお前が上の立場になれば、今度はやってもらえるようになるよ。次の後輩たちがやることになるんだから。」

そう言われました。

僕はその瞬間、「俺はやってもらいたくないし、そんなことを後輩にやらせねえよ‼︎」と思いましたよ。

この人達の価値観はどうなっているの?

嫌な役回りを作って、それを押し付けていく伝統とかいらないから。

みんなが楽しめる場を作れよ。

ここのおじさん達とは、もう関わらないようにしよう。

そう思いました。

僕はこの後辺りから、呑み会に行く回数が減り、最終的に全く行かなくなりました。

今思えば、もっと早く行くのを辞めれば良かったです。

自分の時間とお金を無駄にしました。

ストレスも凄かったです。

本当に嫌な時間。

僕は、もうこういった呑み会には行くことはありません。

このブログを呼んでくれている方の中で、行きたくない呑み会に行っている方、いらっしゃいますか?

もしいたら、行くのは辞めましょう。

勇気のいることですが、大丈夫。

断っているうちに、断ることに慣れます。

お金と時間の無駄です。

何より、自分を大切にしてください。

勇気が出ることを僕は応援します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました