中田敦彦のYouTube大学でビックモーター問題について解説していたのを、拝見しました。
あっちゃんが分かりやすい解説をしてくれるので、動画をたまに観ています。
タイムリーな話題をすぐに解説してくれる今回のような動画は、大変ありがたいですね。
全部を解説してくれたわけではないと思いますが、驚くような情報ばかりでした。
まだ、ビックモーター問題について、よく分からないよという人は、観てみてください。
親子経営
社長と副社長が親子だったようですね。
家族経営がいけないというわけではありませんが、息子が副社長になれたのは、入社してから3年後なので、家族経営ならではの抜擢ですね。
おそらく27歳辺りで副社長になっているので、とても若い副社長だったのではないでしょうか。
まだ疑惑にすぎませんが、その年齢で店長達にパワハラを繰り返していたとなると凄いですね。
損保ジャパンで一年間働いていたようですが、その後父の経営するビックモーターに入社しているので、社会での経験はあまりなかったと推測されますね。
本当に勝手な憶測ですが、好き勝手やってたんだろうなと思ってしまいます。
キズが付いた車をもっとキズを深くして修理代を水増しする
ドライバーでキズを付ける、ゴルフボールで叩いて凹ませる。
普通なら考えられないようなことをしていたようですね。
ビックモーターを辞めた人がたくさんいるので、どんどん情報が明るみになっていったようです。
僕が気になるのが、実際にキズを付けたり凹ませていた人達です。
絶対やりたくてやってないと思うんですよ。
雇われている人達が自発的にやるとは思えないし、誰かの指示でやったのは間違いないはずです。
副社長達、ロイヤルファミリーと呼ばれていたそうですが、指示をしていないと言っているそうです。
仮に指示を出していた場合、部下に罪を被せまくっているので、人としてあまりにも酷過ぎます。
自発的に部下達がやるとは思えませんけど。
明日からお前北海道だぞ
ノルマがあって、ノルマ未達だと罰金を支払う。
場合によっては、北海道や九州へ左遷もあったそうです。
とても今の時代とは思えないやり取りです。
それがLINEグループで行われていたようなので、子供のいじめと変わりませんね。
LINEグループであればグループ内の人は誰でも見ることができるので、パワハラをしていた副社長達は、何とも思っていなかったのでしょう。
やって良いものと思っていたのでしょう。
もう怖過ぎ。
そんな体制で何年も続けていたのも怖いです。
事が明るみになって良かったです。
損保ジャパンとの関係
息子が損保ジャパンに入社していること、損保ジャパンからの出向が異常に多いことから、関係性を疑われているようです。
水増しした修理代に保険が出ていたわけですからね。
おかしいと思いますよね。
調査した社員からは問題なしだったとか、信用できるわけないでしょ。
金融庁が調査するようなので、今後どうなるか気になります。
損保ジャパンとしては、保険が適用になり修理代は高くなるけど、その後の保険料が高くなれば、保険会社が儲かる仕組みです。
水増し請求はビックモーターと損保ジャパンでwin-winだったわけです。
高額な修理代で保険が出るから問題ないと納得しないようにしないとダメですね。
いずれは自分の懐に帰ってくる。
保険会社は営利企業ですから、保険が出たとしても、保険料が増額となって帰ってくるということを認識しないと保険の加入者が搾取され続けてしまいます。
こういう事例があるから保険の仕組みを知っておきたいですね。
あまりにも保険の仕組みを知らないで加入している人が多いと僕は思っています。
まとめ:株主はやっぱり強い
社長、副社長は親子で辞任したようです。
ビックモーターの経営陣は変わったそうです。
しかし、親子はビックモーターを創業した一族であり、株主です。
例えば、経営体制が一新され、超ホワイト企業に生まれ変わる。
その後、利益を出し続けた場合、その利益はこの親子のものになります。
つまり、社長と副社長を辞めても痛くも痒くもないのではないか、ということです。
いや〜、本当株主って強いと感じてしまいます。
資本主義社会ですから、株主が一番強いということです。
株主はやっぱり強いです。
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