2025年4月7日、日経平均株価が一時3,000円を超える大幅な下落を記録し、過去3番目の下げ幅の日になりました。
突然の暴落に驚いてしまって、特に新NISAから投資を始めたというような投資初心者の人は、
「何が起きた!?」
「今すぐ売ったほうがいいのかな?」
と不安になった人もいたんじゃないでしょうか。
でも、そんなときこそ、落ち着いて投資家としての基本を思い出すことが大切です。
こんな状況だからこそ、僕がオススメしているインデックス投資、高配当株投資のスタンスを確認しておきましょう。
暴落時に初心者がやってはいけないこと

暴落相場で最も避けたいのが、パニック売りです。
保有している株や投資信託を、感情的に「怖いから」と売却してしまうのは、初心者がやってしまう典型的な失敗です。
インデックス投資をしている人にとって、暴落時は「何もしない」ことが正解であるケースが多く、過去のデータでもそれは証明されています。
下落相場は一時的なもの。
売った直後に反発して株価が上がってしまったら…
そう後悔するパターンも少なくありません。
また、高配当株に投資している人も同様です。株価が下がっても、配当利回りが上がることもあります。安易に手放すことで、本来得られたはずの収益機会を逃してしまうかもしれません。
インデックス投資家の基本スタンスは「何もしない」
インデックス投資の基本は、長期・分散・積立。
市場が下がろうと、上がろうと、機械的に積み立てていくスタンスが成功の鍵です。
過去の暴落時、リーマンショックやコロナショックでも「売らなかった人」が最終的に資産を伸ばしています。
相場は「下がって、上がる」の繰り返し。今起きていることも、その一部に過ぎません。
忘れずにいましょう。
暴落は「学びのチャンス」と捉えよう
もしあなたが投資初心者なら、今回の暴落はとても貴重な経験になります。
「暴落はいつか必ず来る」ということを、肌で感じる良い機会です。
この暴落を経験することで、投資家としてレベルアップができます。
さらに、資金に余裕がある人にとっては、魅力的な株を「割安」で買えるチャンスにもなり得ます。
高配当株投資をしている人は、格好の機会ですね。
僕もいくつか仕込みました。
ただし、個別株を買うのはある程度経験を積んでからでも遅くありません。
最初は無理せず、「こういう相場もあるんだな」と観察するだけでも大きな学びになりますので、注目しておきましょう。
SNSの声に流されないこと

SNSでは「バーゲンセールだ!今がチャンス!」という声もあれば、「終わった…」と悲鳴をあげている人もいます。
ですが、大切なのはあなた自身の投資方針。
他人の情報に振り回されず、自分の目的やリスク許容度に基づいて判断することが、長く投資を続けるうえで最も大切です。
市場に長く居続けることが、投資家として大切な考え方です。
致命傷だけは避けましょう。
まとめ:暴落時こそ「投資の基本」に立ち返ろう
株式相場の暴落時には、誰でも不安になります。今回の下げ幅は凄かったので、特に不安になったかと思います。
ですが、だからこそ冷静さが求められるのです。
- パニック売りをしない
- SNSに流されない
- 自分の投資方針を守る
- インデックス投資なら「何もしない」が最適解
- 経験として受け止める
この5つを意識するだけでも、あなたの投資スキルは一段階アップします。
暴落相場を「ピンチ」ではなく「チャンス」と捉え、将来の自分のために良い判断をしていきましょう。
僕も、今回の相場は勉強になって、また一つ投資家として成長できたと思っています。
コメント