僕は次が何も決まっていないのに、公務員を辞めて独立してしまいました。
転職という選択肢もありましたが、転職はしませんでした。
今の会社でこのまま働き続けても大丈夫かな、と感じている人は多いと思います。
今の時代、転職活動をしている人は増えています。
でも、僕は転職せずに独立してしまいました。
なぜ、僕が転職せずに独立したのか、これから会社を辞めようと考えている方は参考にしてみてください。
公務員はもうやらない
職場では、転職する人が増えていました。
同世代の同僚で転職を考えている人は多かったです。
転職した人のほとんどは、別の自治体へ転職していました。
民間へ転職するより、別の自治体へ転職する方が難易度が簡単なので、その選択をする人が大半でした。
僕は、公務員という働き方が未来がないと思ったので、別の自治体に行く考えは全くありませんでした。
- 人口が減少して、税収が減る。
- 高齢者が増えて、社会保険料が上がっていく。
- 課題が多様化して、問題が山積み。
- 今の管理職は問題に対処できていない。
そんな未来では、給料は上がらず、手取り収入は減り、仕事内容は大変になると予想できました。
僕ら世代が、10年後、20年後に責任ある立場になった時に、割りに合わないだろうと。
つまりは、公務員は安定してないですよ。
良く「公務員って安定しているのに、よく辞めたね?」と言われますが、僕は「安定なんてしてないよ」と思っていました。
実際、僕がいた9年間に、
- 給料平均30万円削減
- 残業の制限
- 住宅手当の撤廃
- 福利厚生施設の削減
がありました。
最後の6年間は給料がほとんど変わらなかったですね。
公務員に未来はないと思っています。
会社員という働き方が嫌だった
民間に転職するという選択肢もありましたが、組織に属して働く会社員という働き方をもうしたくないと思いました。
誰かに支持されて仕事をすることも嫌でしたし、自分がやりたいと思った事ができないことも嫌でした。
自分の好きなように自由に生きていきたかったので、もう勤め人として働くのは辞めようと思いました。
自分で稼ぐことに挑戦したかった
「自分の力で稼ぎたい」という気持ちは強かったです。
これまで、稼いだことがなかったので、チャレンジしたいという思いがありました。
民間に転職し、副業で稼ぐことに挑戦する、というやり方が良いなと思ったこともありました。
が、ワンクッション置いている時間がもったいないと感じたので、何も決まっていないのに、思い切って独立してしまいました。
公務員からの転職だと良い求人がない
良い転職先があれば勤め人という働き方に不満を感じながらも、転職していた可能性はあります。
いろんな経験ができて、スキルが身に付いて、自分で稼ぐことに繋がるかもしれないからですね。
ですが、転職市場では、公務員は全く魅力がないようです。
いろんな転職エージェントに断られましたし、紹介された求人も誰でも良いような求人しかありませんでした。
自分の自己PRを考えている時も、アピールできることが弱いな〜と感じていました。
ワンチャンを狙って、官公庁向けのコンサルを狙ってみました。
公務員という経歴を使った軸ずらし転職ができないか、やってみましたがダメでした。
面接をしている時に、自分の思いから転職をしたいわけではなくて、受かりたいから面接しているだけ。
気持ちが入って話しているというより頭で話しているなと感じたので、自分がこの転職に本気になれていないと感じました。
転職はしませんでしたが、転職活動はしてみて良かったと思います。
いろいろ自分の気持ちに気付けましたから。
まとめ:思い込みに気付こう
僕が感じていたので、仕事をする、働く=会社員、勤め人だと思い込んでる人ってとても多いです。
それは、日本の教育でそうなるように教育しているからだと思っています。
自分で稼ぐ方法や、会社の作り方、確定申告の仕方って教わったことないですよね。
教えていた先生達が知らない、というのも要因として大きいと思います。
僕が伝えたいのは、本当はどういうことがしたいのか、どういう働き方がしたいのかを改めて考えてみてほしいです。
世の中には、いろんな働き方があります。
自分の仕事を、勤め人としての働き方の中で考えるのではなく、もっと広く、自分がどうしたいのかを自分に問いかけてみてほしい。
お金の稼ぎ方なんていくらでもあります。
今の時代、ネットで調べればいくらでも出てきます。
まずは、自分がどういう仕事をしていきたいのか、その仕事はどうやったらできるのかを考えて調べてほしいと思っています。
僕は、今まさに自分のやりたいことに取り組んで、勉強して、模索している段階です。
いっぱい挑戦していっぱい失敗しています。
その先に、自分のやりたいことができて、なりたい姿になれると信じています。
僕は勇気を出して一歩踏み出したばかりでまだまだですが、これからもその姿勢で生きていきます。
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