保険に入るとお金持ちから遠ざかる?必要な保険は3つだけ

自由への考え方

皆さんは保険に入っていますか?

保険ってたくさんありますけど、何かしらの保険に入っている人が多いと思います。

ですが、保険に入り過ぎると、どんどんお金が出ていってしまいます。

保険にたくさん入ってお金持ちになれた人はいません。

僕が勉強した限りの保険について、解説しようと思います。

ご自身の保険を見直すきっかけになれば嬉しいです。

前提:保険は企業が儲かる商品

保険が大好きな人ってとても多いです。

日本人は特に保険が好きな人種だなと感じます。

保険は良いもの、という印象を持たれていますよね。

ここで、一つ知ってほしいのが、保険は商品だということ。

しかも、とびきり儲かる商品です。

ざっくり保険料の半分が企業の利益になります。

儲かるから、保険の営業が活発です。

よく良く考えてみれば、保険の窓口っていろんなところにありませんか?

かなりの賃料や人件費がかかっても、それを支払えるほど、企業に売上があるということ。

その売り上げは、月々の保険料です。

保険は、企業がかなり儲かる商品だということは、認識しておきましょう。

保険に入れば安心だと思っている人

たまにいるんですけど、保険に入っているから安心している人っていませんか?

生命保険に入っているから、病気になっても大丈夫、みたいな。

生命保険に入ってるからって、病気にならないわけではないですよね。

がんみたいな病気に備えて、保険に入る人ってたくさんいます。

でも、その保険料を健康でいられることに使って、健康体でいることの方が大事だと僕は思っています。

安心するために保険に入ろう、という考え方は辞めましょう。

特に貯蓄型の保険は入っちゃダメ

貯蓄型の保険は損する保険なので、入ってはダメです。

ぼったくり保険と言っている人もいます。

まず、保険なのに資産運用してるって変じゃないですか?

保険は万が一に備えて入るものです。

将来のために備える保険ってごちゃごちゃしています。

資産運用と保険を混ぜた商品が、貯蓄型の保険です。

資産運用と保険は分けて考えましょう。

貯蓄型保険に積み立てた保険料は、保険会社が運用して増やしています。

資産運用をするなら、NISAやIDEKOといった日本政府が作った制度を使いましょう。

貯蓄型の保険は入る必要がない保険です。

1.火災保険は必須(地震保険はいらない)

火災保険は必要な保険です。

家を購入したら必ず加入する保険だと思います。

家は、かなり高額な買い物になります。

その高額な家に何かあったときの損害の支払いは、かなり困難です。

起こる確率は少ないけれど、損害が大きいものについては、保険が有効です。

しかも、火災保険は保険の中でもお得な保険です。

古くなった家が、台風によって被害が出た時に、火災保険で修理したとか良くある話です。

火災保険は入っておきましょう

ただし、地震保険は入らなくて良いです。

地震保険は適用されずらい保険だからです。

これまでの実績から見ても、損害の全部ではなく一部の損害が補償されることがほとんどなようです。

地震保険に入らず、貯金をしておく方が無難だと思います。

2.自動車保険(車両保険は除く)

車を持っている人は、必ず自動車保険に入っておきましょう。

事故が起きた場合の損害は、個人で支払える金額を超える場合が多いです。

起こる確率は少ないけれど、損害が大きいものについて、有効なのが保険。

自動車保険で対人や対物の補償のある保険に加入しておきましょう。

ただし、車両保険については、入らなくて良いです。

車両保険は、使えば使うほど、保険料がどんどん上がる仕組みです。

車両保険に加入せず、その分貯金して備えましょう。

保険に入らず、貯金で備えるという考え方は、保険の仕組みを理解していないとできない考え方です。

ですが、とても大事な考え方です。

保険に入らず、貯金で備える、という方法も選択肢に入れておきましょう。

もし、全く貯金できず、事故があったら車の損害を払えないほど、お金に余裕がないという人は、それは身の丈に合っていない生活だと思います。

厳しい言い方をすれば、車を持ってはいけないと思っています。

3.掛け捨ての生命保険も場合によってはあり

掛け捨ての生命保険は、火災保険や自動車保険に比べて、必須ではありませんが、場合によっては加入するのもありだと思います。

特に、配偶者と子供がいる人は、必要な場合があります。

いざ、病気になって、しかもその病気が長引いてしまった時に、配偶者と子供の生活が成り立たないなら、必要でしょう。

しかし、この場合でも、基本的には貯金で備えることをお勧めします。

なぜなら、高額な医療費がかかってしまったとしても、健康保険には高額療養費制度といって、一月にだいたい10万円以内ほどしか請求されません。

100万円かかったとしても、10万円ほどの請求です。

日本の健康保険はとても優秀です。

この制度を理解していると、生命保険に入る必要性が減ると思います。

制度を理解した上で、生活が出来なそうだなと思えば、掛け捨ての生命保険に入れば良いと思います。

まとめ:保険に入る目的をはっきりさせよう

何か漠然とした不安から保険に入るのは止めましょう。

保険に入ったからといって、病気にならなかったり事故に遭わないわけではないです。

  • 保険は企業が儲かる商品。
  • 基本的には、貯金で備える。
  • 貯金では備えられないものは、保険に加入する。

この3つを意識するだけで、保険に対する理解が深まると思います。

保険に入りまくったら、お金は貯まりません。

保険は、人生の大きな支出の内の一つです。

自分にとって、必要な保険にだけ入りましょう。

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