「仕事を辞めたいけど、他にやりたいことがない」
僕が公務員だった時に同僚が言っていました。
でも、本当にやりたいことがないのでしょうか?
「俺も辞めたい」と言っている人ばかりの市役所
僕は市役所を辞める時に、「退職します」と積極的に周りの人に伝えませんでした。
ネガティブなことを言われると思っていましたし、
実際ネガティブなことを言われていましたから。
- 絶対市役所の方が良いに決まってる
- 仕事を辞めて上手くいくわけないじゃん
- 夢見てんじゃねえ
こんなような言葉ですね。
話していて、良い気持ちになることはないです。
ですが、僕に言ってきた人達も市役所を辞めれるなら辞めたいと思っていました。
仕方ないから働いている
そういうスタンスの人ばかりですね。
中には、僕が退職すると風の噂で聞いて、
退職して何をするのか、熱心に聞いてくる同僚が何人もいました。
どうやったら辞められるのか、知りたかったんですね。
辞めたいけど辞めれない同僚
僕に話しかけてきた同期の同僚がいました。
話を聞いていると、「辞めたい」という気持ちが伝わってきます。
そして、焦りを感じている様子。
- 現在の職場の状況はヤバい
- 今後もっと悪くなっていくのは目に見えている
- 毎年転職者が増えている
- 自分も転職しないとマズイ
そう言っていました。
「だったら、辞めれば良いじゃん?」
僕はそう言いました。
でも、「辞めれない」とのこと。
辞められない理由は「やりたいことがない」から
「市役所を辞めたいけど、他にやりたいことがない」
その同僚はそう言っていました。
その同僚に限らず、この理由を言っている人、
めちゃくちゃ多かったですね〜。
世にいる若者は多いみたいですよね。
僕がいた職場も一番の辞めれない理由でした。
多趣味だけど、やりたいことがない
その同僚は、とても多趣味でした。
釣り、バイク、サッカー、キャンプをやっていました。
早朝からバイクに乗って、遠くまで釣りに行って、
釣った魚を家で捌いて、友達に振る舞ったりしていました。
僕からすると、凄いスキルを持っているなと思っていました。
他にも、いろんなことをやっている印象がだったので、
「やりたいことがない」
と聞いて、
そんなわけないだろ
とその同僚に対して思いました。
自分の気持ちに蓋をしてはいけない
僕は、その同僚が
自分の気持ちに蓋をしているんだな
と思いました。
その同僚は明るい性格で、周りを巻き込んでいくタイプでもあります。
そして、多趣味です。
だからこそ、やりたいことがないと聞いて、
自分の気持ちに耳を傾けていないんだなと僕は思いました。
お金の稼ぎ方を知らないだけ
やりたいことがない
というのは、
お金になるやりたいことがない
と言い換えられると僕は思っています。
多分そうなんじゃないかな。
もっと突き詰めると、
やりたいことでお金を稼ぐ方法が分からない
ということだと思います。
こっちの方がしっくりきました。
現代はとても豊かで、好きなこと、やりたいことを仕事にしている人はたくさんいます。
だけど、これまでお金の稼ぎ方は教わってきていません。
だから、その同僚はお金に変える方法を知らないから、
やりたいことがない、と思い込んでいるんだと思います。
実際、僕もそう思っていたから気持ちが分かります。
「やりたいことはあるんだけど、お金にならないしな〜」
そういう思ったことって、誰しもあるはず。
だから、やりたいことがないと思い込まないで、
やりたいことでお金を稼ぐならどうやっていこうか
という考え方に変えてほしいと僕は思いました。
僕は今年、公務員を辞めましたが、まだまだ道半ばで生計が立つほど稼げていません。
でも、好きなこと、やりたいことをお金を稼げるように、
毎日勉強しています。
これまで、お金の稼ぎ方を学んできてないですから。
あなたも、今の状況を変えたいと感じているなら、まずは考え方を変えましょう。
自分の気持ちに蓋をせずに、自分に素直になりましょう。
やりたいことは、誰しも知っているはず。
そして、勉強して、少しでも現状を良くしていきませんか?
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