インフレは目に見えない泥棒/インフレ対策をしないと貧乏になる?

自由への考え方

世界的に物価の高騰、インフレが凄いです。

特に日本では、長年デフレだったので、今のインフレに驚いている人が多いです。

インフレはお金の価値をどんどん奪っていきます。

無防備に生活していると、どんどん貧乏になっていきます。

貧乏にならないために、きちんと対策をしましょう。

コロナによって世界中でインフレが起こった

2020年に新型コロナウイルス感染症の蔓延した結果、いろんな要因から世界中でインフレが起きました。

2023年になった今もインフレは続いています。

インフレは「目には見えない泥棒」のような存在で、通貨の価値を奪っていきます。

日本政府は2%のインフレを目標にしている

インフレが起こると、通貨の価値が落ちて良くないように思えます。

でも、世界中の国でインフレを起こすことを目標にしています。

日本では、2%のインフレを目標にしています。

国として、目標にしていることを知っていましたか?

なぜ、物価が高騰してしまうインフレを目標にしているか。

実は、緩やかなインフレは経済にとって心地良いからです。

緩やかなインフレが理想

実は、緩やかなインフレは経済にとって良いんです。

どういうことかというと、

物価が上がる→企業の利益が上がる→賃金が上がる→購買意欲が上がる→物価が上がる

こんな感じの流れで、緩やかなインフレが起きると良い方向に経済が循環していきます。

この経済が循環していくことを目標にしているんですね。

そのため、世界中の国でインフレを目標にしています。

急速なインフレは歪みを生み出す

緩やかなインフレは良いということがなんとなく分かったかと思います。

では、今はどうかというと…良くないインフレなんですね〜、残念ながら。

コロナ対策でお金をじゃんじゃん刷ってしまったことや、工場閉鎖により生産が止まってしまったため半導体不足が起きているとか、材料費が高騰しているとかいろんな要因が重なった結果、急速なインフレが進んでしまいました。

日本では、16ヶ月連続で実質賃金がマイナス

岸田内閣が企業に賃上げを要求しているというニュースを観たことがありませんか?

インフレで物価が上昇しているので、日本政府としては賃上げをさせたいのです。

でも、実際は、2023年7月の実質賃金は-2.5%、16ヶ月連続でマイナスです。

賃金の上昇が物価の上昇に追いついていません。

実質賃金が減少している、実際にお金を使える価値が減っている。

それが、16ヶ月連続…ここは地獄なのか、と思ってしまえるレベルです。

企業は給料をあげられるのか

インフレの解決策として、企業がどんどん賃上げすれば良いわけです。

賃上げされて貰えるお金が増えれば、物価が高くなろうと問題ないです。

でも、賃上げができない。

なぜか。

それは、企業の利益が上がらないと賃上げできないからです。

そりゃそうですよね。

企業が儲からないと賃上げできない。

企業が利益を上げるためには、消費者に商品を買ってもらう必要がある。

商品を買おうと思っても、物価が高いから買えない。

商品が売れないと企業の利益が上がらない。

企業の利益が上がらないから賃上げできない。

日本政府としても頑張っていますが、簡単には解決できない問題です。

まとめ:自分にできるインフレ対策を考えよう

記事に書いてきたように、インフレはどんどん進んでいます。

そして、インフレに無防備な状態だと、どんどん貧乏になってしまいます。

僕が伝えたいこと。

それは、

「インフレで貧乏にならないために自分ができること」を考えましょう。

インフレ対策は、株式投資だったり、ゴールドのような現物資産であったり、副業をして足りない分のお金を稼ぐとか、方法はあります。

少なくとも、インフレ対策を何もしないのはやめましょう。

インフレ対策をしている人としていない人とで差が出てしまいます。

僕は、一人でもお金に困らない人が増えれば良いと思っています。

この記事を読んで、インフレ対策を考えるきっかけになると嬉しいです。

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